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第18回CPDS講習会
土木技術力向上講座 −舗装技術−

1.目的

舗装は地盤の上に建設され,その上を人が歩き,様々な車両が走行するために必要な路面を形成する.舗装工学は,舗装を建設しそれを維持修繕しながら管理・運用していくために必要な工学技術の全体である.舗装は表層,路盤および路床からなる比較的単純な構造物であるが,広い範囲にわたって不確定な地盤の上にさまざまな材料を使用して建設され,しかも交通荷重のみならず多様な気象作用に曝される.そのような構造物を一定の品質で建設し,長期間にわたって維持管理するためには多様な技術を必要とする.本講座の受講により、舗装工学の各種問題について、広い視野と見識を持った土木技術者として社会に貢献できるものと考える。

2.受講対象者  一級土木施工管理技士及び二級土木施工管理技士

3.研修プログラム

講座はA〜Eの5講義とする。1時間で1ユニット数とし、合計5時間(5ユニット)開講する。

記号

講義名

時間

内容

舗装の役割と種類


13:0013:50

舗装の基本的な役割,構造および種類について概説する.

舗装の破損


14:0014:50

舗装の破損は多様であり,それを知ることで舗装のメカニズムを理解する.

舗装の設計法


15:0015:50

経験的,力学的,両者を融合した設計法の基本的な考え方を概説する.

維持管理


16:0016:50

舗装評価,診断,補修技術などの舗装マネジメントシステムについて概説する.

舗装と環境


17:0018:00

舗装に関わる様々な環境問題およびそれらの舗装技術について紹介する.

合計

5


4.講師  石川工業高等専門学校教授・工学博士    西澤辰男氏

5.実施日  2016年7月16日(土曜日) 13:00〜18:00

6.会場   京都府舞鶴自動車学校 講堂(京都府舞鶴市字上安688)

7.学習プラグラム番号  364453

本人確認・受講証明書
        本人確認のためCPDS技術者証等をご持参ください。講習会終了後、受講証明書を発行します(学習履歴の申請は受講者が行ってください)。

9.主催者
  水嶋CG安全衛生協力会